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「トリガー」の中世の雰囲気が好きです。
特にグランドリオンの一連のイベントは気に入っていたので、クロスプレイ時には「魔剣?!」と多大なショックを受けました。せめて納得のいくエピソードをと考えたのがこの作品です。
舞台設定としては、アナザーの方の真エンディング後で、仲間達はセルジュとの冒険を忘れているという事になっています。というのは、エンディングでのキッドの独白から推測してそうなのではと、私が思っただけですが。
なぜアナザーにしたかというと、セルジュの旅には不参加の少女が、セルジュと同じ世界にはいないのではないかと考えたからです。あと、シルベーラは、ルッカが“時を渡る翼”を元に、飛行機能を重視して造ったという設定。そうでないとエルニドから出られないからね。
「運命」のいなくなったアナザーワールドの人々、とりわけセルジュと関わった人々にとって、“彼女”はセルジュにとってのキッドと同じく外の世界へと誘う存在だと思います。「運命」によって閉鎖空間となっていたエルニド。「運命」の消滅後は、それまでよりも大陸との交流が深まることでしょう。
…ところで、個人的に“少女”の事をもう少し書きたくなってしまったのですが(汗)。という訳で、外伝作りました。こちらも読んでいただけると幸いです。
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