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個人サイトが少なくなって久しいですが、自分のホームサイトを作ること自体は簡単になった時代だと思います。以前と比較して選択肢も豊富にあるから、SNSも見方を変えれば自分の居場所造りになっていると思います。
サイト造り自体はテキストエディタがあって、ブラウザでGoogle等で検索してタグの書き方を参考にすれば簡単に初歩的なタグのみでサイトが組み上がります。
ぶっちゃけイラストサイトでしたら、画像表示用のリンクや表示の仕方さえ分かれば簡単に作れるわけです。サイトの位置を調整するのとか面倒な場合は全部画像で組んでしまうことも今の時代は出来てしまいます。
CSS(カスケーディングスタイルシート)というサイトの基本的な表示を指定するデザイン書みたいなものを用意する必要もこの場合はありません。これまで通りのBODYタグで規定した最低限度の指定で表示ができます。勿論、複雑なことをしたり、統一して全体を変えたい時等はCSSは力を発揮します。しかし、小規模なサイトの場合はあまり気にしなくても表示できちゃいます。
試しに画像だけでサイトを作る考え方
まず、どんなコーナーを用意するか
1、タイトル画面(ホーム)
2、自己紹介
3、ギャラリー
4、掲示板/ブログ
5、リンク
こんなところでしょうか?
必要なページを決めたらレイアウトをどうするか。
タイトル画像として横480x縦360ピクセルの画像を用意、
その下に他のコーナーへの移動ボタンとして80x80のボタンを作るとします。
タイトル画像はimgタグで表示を出せます。
詳しくはGoogle先生で検索だ。
80x80のボタンは全部で6つ入ると思いますので、一番左がコンテンツと書かれたボタンで、それ以外は先程決めた自己紹介等のコンテンツへのボタンとします。
これでとりあえずシンプルな画像だけのサイトのホームが完成します。
このページを複製して、ページ中の480x360のスペースのみをそれぞれのコンテンツの内容へ改変することで、統一されたデザインのサイトになってしまいます。
自己紹介でしたら480x360で自己紹介の絵を作成すればいいですし、掲示板やブログでしたら、それぞれのコーナーへのリンクボタンを設置して訪問者を飛ばせば良いですし、480x360の範囲を画像以外のテキストを出したければtableタグ等で囲んでその中にテキストを表示すればいいです。テーブルタグを利用すれば背景に画像をうっすら表示されたテキストリンク画面の様なものも簡単に作れます。
リンクについては、480x360の部分をリンクの看板と説明にして、コンテンツへのボタンの下に自分のサイトとリンクしているサイト等を表示されたら良いと思います。
後は友達に知らせたり他のサイトとリンクすることでお客さんを呼び込むことができます。これだけでサイトは出来てしまうのです。
実際はサーバーというこれらのデータを預ける場所をまず確保することから始まりますが、それらもGoogleで「無料レンタルサーバー」とでも検索されたら色々と出てくると思いますし、元々プロバイダーがある程度の容量はサービスとして利用者に提供していますので、プロバイダーに確認してみることも良いでしょう。
手作りでサイトを作るには色々と工夫が要りますが、それは同時に自由に様々な可能性を追求出来るという利便性でもあります。私のサイト造りも最初は上の様な感じから始まりました。そこから色々なツールを駆使したりして、現在のサイトデザインに至っていますが、基本的には上の作り方と大きく変わらない方法で作成されています。
「難しい!」とか「大変!」と思わず、自分なりに弄ってみませんか?
自分で作ったサイトは世界に一つだけのインターネット上の独自の空間です。そこにはあなただけの考える物や事を置いておけますし、そうしたアイディアはネット上の多様性を広げる重要な要因として存在することになります。昨今では大手サイトのブログツール等もあり、同様のことは簡単に作れる時代ですが、そうしたサイトにはそれなりの制限があり、場合によっては著作物の権利の提供を迫られたり、表現を規制されることもあるでしょう。
自分のサイトとはそうした表現の制限を受けずに自由に考える場を置けるという意味で、今後も重要なツールであり続けると思います。
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