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Macでニコ生の覚え書き
用意する道具
マイクとカメラ
最近のノート/一体型デスクはMac本体に最初から全て付属。
Mac miniとMac Proは別途マイクとスピーカー用意
※Macは直接マイク接続不可のため、内蔵マイクが無い場合、オーディオインターフェース経由かUSBマイクを繋げる必要がある。
カメラは市販のカメラでMac対応なら使用可能。
ゲーム配信するならUSBキャプチャー環境を用意。
USBキャプチャーコードはSD品質だがPS2程度なら充分。
それ以上の映像品質でのキャプチャーは高価な機材が必要。
用意するソフト
Soundflower(ステレオミキサー)
Camtwist(映像制御ソフト)
Ladiocast(音声制御ソフト)
AdobeFlashMediaLiveEncoder(ストリーム出力ソフト)
コメビュー
Adobe Air(Windows互換のソフト実行環境)
NNT(Adobe Air 専用コメントビューワー)
ゆっくりボイス読み上げ
MacPorts/Porticus(UNIX由来のコード導入環境)…要 Xcode
mecav(音声制御関連のコードだったかな)
SayKana(音声読み上げエンジン。平仮名限定)
SayKotoeri ver1(漢字仮名混じり音声読み上げ拡張。要Saykana)
SayKotoeri ver2(VoiceUnder連動読み上げエンジン。Saykana不要)
Voice under(日本語文章読み上げソフト)
NiconaMacomment(ニコ生コメント読み上げ環境)
有ったら便利
CotEditor(ソースコード記述用エディター)
Mi(上記同様のエディター)
Growl(アラートソフト)
Perian(Windows用ビデオコーデック互換環境)
Flip for Mac(WMV等のWindows純正コーデック互換環境)
USB Overdrive(PC用デバイスを利用する汎用ドライバ)
Skype(音声通話ソフト)
OS標準で付いて来るもの
Safari(殆どのニコ生用ソフトはSafari依存)
Audio MIDI設定(複雑な出力機器のコントロールに)
ターミナル(MacOSの深い制御に必須のコントローラ)
Xcode(OS付属の純正開発環境)…個別にインストール
X11(UNIX Xwindows GUI環境を構築)…個別にインストール
Garageband(ループサウンドエディタ。エフェクトを利用)
上記インストール後、サウンド設定
システム環境設定
サウンド
出力→Soundflower 2ch
入力→内蔵マイク/ライン入力マイク/USBマイク
Ladiocast設定
入力側
入力1→内蔵マイク(出力/AUX1 & 2)
入力2→Soundflower 2ch (出力/AUX1 & 2)
出力側
AUX1→Soundflower 16ch
AUX2→内蔵出力(スピーカー)
CamTwist設定
デスクトップを表示する場合
Desktop+に設定し、表示したい画面を設定。
任意にエフェクト指定。
Adobe Flash Media Live Encoderの設定
映像入力→CamTwistを指定(直接カメラに指定する事も可能)
フレームレートは等はCamTwistと同じかそれ以下に指定
サイズは320x240で固定
音声出力→SoundFlower 16chに指定
サウンドフォーマットはMP3を選択
ビットレートは96k〜192Kbpsの間で判断
サンプリングレートは22.5〜44.1KHzで指定
※ニコ生は合計320Kbps以内にならないと正常に放送不能。
Skypeを使用して凸受けする場合
Skype側設定
音声
入力をSoundFlower 2chへ
出力をSoundFlower 16chへ指定
MacOS側設定
User/Library/ApplicationSupport/Skype/shared.xmlに
<VoiceEng>以下に
<AGC>0</AGC>←を書き込む
※書き込みソフトはXcode付属のDashcodeで。
※これを指定しないとSkypeはAutoVolumeControlが働くため、勝手に入力レベルが増減し暴走する。
ゆっくりボイスの追加
OSXはWindowsの.NetFrameworkを使用するわけではないので、Softalkを導入出来ない。そのため、OSXのUNIX部分にターミナルを使用して直接Aquatalkのボイス発生機能を組み込む必要がある。
その為にはmecavと呼ばれるコードをMacports等を利用して組み込まなくてはならない。mecavの取り込み時代にMacPortsが必要。
ゆっくりボイスに拘らない場合は、Voice UnderにSayKotoeri2をインストールすれば若干イレギュラーしたゆっくりさん他、別途ゆっくりシスターズを導入できる。こちらはターミナルでのコントロールは不要のため手軽に導入可能。
コメントビューワの導入
Adobe Airをインストール後、NicoNamaToolsをダウンロードしてインストールし、ニコニコアカウント設定後にSafariを起動し、利用したい動画のlvから始まるIDを入力すればコメントを拾う事が出来る。
個別に固定ハンドル(略してコテハン)を指定できる。相手が184設定時は一週間限定のコテハンを指定可能。(184のダミーIDは最長一週間限定のため)
その他
Windowsのゲーム等をプレイする
試していないが、方法としては二つある。
仮想化ソフトを利用する(主にParallels使用を前提)
Parallels起動後にWindows用ゲームをParallels内の仮想環境上で実行。それをCamTwistでキャプチャ指定すれば画面表示出来ると思われる。動作性能は実行環境により左右されるものと思われる。
仮想化時の最低スペックはメモリ4GB以上は必須。Windows7を実行しての動作の場合は、Parallels ver6以降と4GB以上(理想は8GB以上)の実メモリを搭載している必要があると思われる。
Mac側はメモリコントロールだけならOSXが64bitである必要はない。(SnowLeopardの場合でも無理して64bit化する必要は無い)Parallels6は64bitに対応しているので、6ユーザーは利用価値有り。
BootcampでWindowsを実行する
Windowsマシンそのものなので、Windows用のニコ生放送ソフトが全て実行可能な他、キャプチャー環境等も含めて全て完全な互換環境で使用する事が可能。生主の中にはBootcampで使用する人もいる。
Mac用エフェクターソフト
Audio Hijack Pro(シェア<録音しなければ購入不要>)
※フリー使用時に10分後にノイズ発生するので、Hijackを一時的にカットする操作をして回避可能。購入した場合ノイズは入らない
マイク入力部とSound Flower 2chの入力に対してエフェクトを適用する様に設定する事で、Skype通話時の相手の声も丸ごとエフェクト適用可能。基本的にはOSX上の全ての音声出力に対してOSX/VST/4FXのエフェクトを適用可能。
デフォルトでOSX(Core Audio/Audio Units)と4FXのエフェクトを利用出来る。適用可能数はCPUに依存するが、複数のエフェクトを同時使用可能。
リバーブを発生させる場合はこのソフトで発生させれば安上がりでお手軽に使える。
システム入力切り替えランチャー
Sound Source
システム環境設定の「サウンド」コントロールパネルの命令を分離したコントロールパネル代行アプリ。アプリなのでドックに予め登録してオンオフを制御する。起動後はファインダーのバーに切り替えプルダウンメニューを表示してくれる。そこで入出力の切り替えを手軽に出来る。
ウェブカム
iSight (初代外付けタイプ)
Apple純正のオートフォーカス付き30万画素CCDウェブカム。640x480のVGA解像度で撮影可能。近年のMacに搭載されている内蔵iSightは固定されているが、こちらは手持ち移動が可能なため便利。
システム制御はOS内部に予め組み込まれているため、intel世代のマシンでドライバのインストールは不要。ただ、Ladio Castと相性が悪く、外付けiSightの高品質なマイク入力を利用出来ない。原因としてはサンプリングレートが48KHz固定のため、Ladio castの一般的サンプリングレートである44.1KHz(CD品質)ステレオに合わせられないことが一因らしい。
iSightをSkypeでの入力で利用する事は問題無く可能。内蔵/外付けで切り替えて使用する事も可能。ただし、CamTwistで制御した上で使用しないと使いにくい。
外付けiSightは30万画素だが、オードフォーカス付きでCCDのため画質は良好。映像の明るさも内蔵より好印象な結果で表示される。内蔵iSightは画素数は130万画素搭載モデルもあるが、表示品質は外付けに劣る場合もある。
FireWire(iEEE1394)接続だが、最新のMacは1394b規格のコネクタのため、外付けiSightを純正ケーブルで接続するにはアダプタをかませる必要がある。もしくは、オプションアイテムを使用しないなら変換ケーブルで直づけする必要がある。(強度の高い1394bケーブルを利用すれば、ケーブルをホールドして撮影する事ができる。モノは考えよう。
Macのマイク入力
プラグインパワー型コンデンサーマイクの使用不可。
ライン入力は給電する必要の無いマイクの接続ができる。
十分な音声品質を得るにはアンプやインターフェースで仲介して増幅してやる必要がある場合がある。
以上の内容をとりあえずメモっておく。
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