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【87】OG二話目の1試作(10/11/28改) REDCOW 10/8/31(火) 2:48
【88】OG二話目の2試作 REDCOW 10/11/28(日) 19:27
【89】OG二話目の3試作 REDCOW 10/12/7(火) 9:47
【95】OG二話目の4試作 REDCOW 11/1/27(木) 16:24
【97】OG二話目が終わりました。 REDCOW 11/1/27(木) 20:13
【98】塗り絵してみました。 REDCOW 11/1/31(月) 1:22 [添付]
【99】塗り絵2 REDCOW 11/1/31(月) 1:22 [添付]

【87】OG二話目の1試作(10/11/28改)
 REDCOW  - 10/8/31(火) 2:48 -

引用なし
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   内容を11月28日に更新しています。


第二話「ルナツー攻防戦」
 
「(そうか。目標は確保。なら、指揮はオキタ、お前に任せる。しんがりは俺がする。以上だ。)…カンファレンス終了…と。さて、敵さんは随分と大人しいじゃないか。こんなもので終わりなのか?」
 
 トヨトミは連邦がいやに静かな事が気になった。彼の部隊が確保した目標物は、確かに「そうしてもおかしくない」代物だが、それにしては静か過ぎるといえる。考えられるのは2つ。一つは単に手を拱いているだけ。そして、もう一つは援軍が来るまでの時間稼ぎ。
 彼からすればどちらだとしても、もはや意味は無い。だが、こんなにも簡単に行くのが腑に落ちない………彼の戦士としての感がそう思わせるのだろうか。
 連邦軍の攻撃は慎重なものだった。
 多くの部隊を持っていながらそれを出してくるわけでも無く、半ば腫れ物に触るような慎重さだ。勿論、連邦も最悪な事態は回避したいに違いない。だが、これは彼らの最重要機密であるはずだ。
 
「…気に入らねぇなぁ。」
 
 そこにニューロンがアラートを表示した。

「何々…(『貴婦人が到着した。各自舞踏会の用意。馬車がカボチャに変わる前に戻れ。』)」
 
 その時、突然攻撃が厚くなった。
 敵の増援が来たようだ。しかも、その数はかなりの多勢だった。
 彼は光学遮蔽を続けながらサイバストのファンネルで狙撃を開始した。
 
 数時間前…

 逃走した敵母艦のイオン航跡はルナツー方面へ向かっている事が確認された。
 シスターフェアレディは増援任務を兼ねて、逃がした敵艦を追撃することとなった。しかし、遮蔽した艦はそう簡単に見つからず、彼らは増援任務を優先しルナツーへ向かった。
 
「艦長、ルナツーより特1秘匿回線を受信。えーと、これは…准将閣下宛の様です。」
「え、わたし?」
「はい、どういたしますか?」
「(…この時期に私宛の回線…)スクリーンへ。」
「本当によろしいのですか?」
「えぇ。たぶん、どちらにせよ皆さんにお知らせする内容でしょう。開いて。」
「はい。では…」
 
「ナンジョーだ。ルカ君元気かね。現在、我が方は攻撃を受けている。どうやらどこかに穴が空いているようだが…先程、君の艦がこちらへ向かっている報が上がった。そこで、連戦で済まないが至急増援に回って欲しい。戦況は我が方に不利だ。主力はほぼユーロへ行ってしまっていてな。問題はμよりクリアブルーの方だ。頼む。」
 
 スクリーンのメッセージデータは自動的に停止した。
 ブリッジクルー達はメッセージの内容に動揺している様子だった。そのうちの一人であるドウモト少佐が准将に尋ねる。
 
「准将閣下…これは、」
「…皆さんお聴きの通りです。ルナツーへの攻撃は思ったより悪い様ですね。」
 
 彼女は表情を変えるでも無く、事も無げにあっさりと言った。
 彼女の反応に聞いている方が動揺を隠せない。
 
「あ、あの、μはともかく、その、クリアブルーとは?」
「ドウモトくんだったわね。良いでしょう。どうせいずれ分かる事だから。これは核兵器です。しかも、これまでの核なんか目じゃないくらい強力な核兵器。陽子魚雷。…いずれこの艦に搭載予定のものよ。」
「え”!?あ、あの核兵器は禁止されているんじゃ…?」
「…驚く事じゃないわ。それに核が禁止?誰が言ったのかしら。」
「いや、その、南極条約で…」
「それはジオン公国やジオン共和国との条約よね。今、その両国と戦争しているかしら?…違うわよね。それに、ジオンは連邦の領域に併呑され、既に締約国が存在しない現在、核を使用しちゃ悪いなんてどこにも書いてないわけよ。」
「いや、しかし…」
「DSAとの戦いにはそれが必要なの。彼らの物量に対抗するのは、正直それくらいの火力が無くちゃ倒せない。みんな知っているでしょう?…5年前に我が軍はどうやって帰ってきたか。…残念ながら、私達には核が必要なの。それもとびきり強力なものが。」
 
 彼女の決意はとても強固に感じられた。
 確かに0120年のエウロパ戦争でも、仮に核の使用が無くては連邦の撤退すら危うかった現実が有る。彼女の言葉は間違いなく否定できない現実的選択であった。しかし、人類史上、核の使用によって残される爪痕はとても大きく、それ故に持っていても使えない兵器として長い間その使用が憚られた。それはこの宇宙世紀の時代になっても変わらない。
 タロウは頭の中で彼女の出したキーワードを検索していた。当然シナプスでは見つかりはしないが、シスターフェアレディの武器システムバンクには空白が存在している。発射管は前後に2門有り、収容可能数が4と表示されている。単純に魚雷発射管だと思っていたが、彼女の言う通りならば、これが陽子魚雷発射管だろう。
 不意にアカデミーの頃の授業内容を思い出した。
 アカデミー在学当時、エンジン理論の授業で登場した将来のエンジンについての講義で、彼はこの陽子についての内容を聞いていた。授業では陽子物質反物質反応炉という名称だった。
 
「…陽子は反陽子との反応炉が提案されて、その爆発的なエネルギーが注目を集めた事もありましたが、そのエネルギーの巨大さが馬鹿にならず、また、生成可能量の少なさからSFの産物だと思っていました。」
「それが現実に出来上がった…というより、それの出来損ないかしら。確かに今の技術では本来の性能は出せないそうよ。それでもおよそ今まであった核が霞むほどのものらしい。あ、伝聞推定なのは、私は勿論、開発者も含めてテストした事が無いの。…失敗したら大事だものね。」
「閣下、ここまでオープンにお話しされていることを前提にお尋ねします。その陽子魚雷の想定破壊力はどの程度のものなのですか?」
 
 ドウモトの質問に、彼女はしばし間を置くと答えた。
 その眼光はスクリーンの向こうの虚空にある何かを凝視する様に。
 
「…そうねぇ。私が聞く所によれば、上手く出来ていればだけど…コロニーを蒸発させる程度の破壊力はあるそうよ。でも、その想定されている破壊力ですら、敵のシールドにかなりのレベルで阻まれる可能性がある。この破壊力は確かにオーバースペックだけど、確実に当てなければ意味が無い力でもある。」
「…そんな不確実な兵器を実践投入するというのですか!?」
「これは決定よ。それにね、私達はその不確実な兵器に頼らざるを得ないくらい厳しい戦いを強いられているの。5年前よりは我々もキャッチアップしてきたつもり。でも、相手にもまた時間が与えられた。…私達が向上した様に、相手も相当にレベルを上げて来ているということを忘れないで。そして、この兵器が奪われる事が有れば、敵もまたこれを搭載した兵器を投入して来る…悪夢ね。でも、それは阻止しなければならない。これでわかったでしょ?」
 
 彼女の言葉に一同が戦慄した。コロニーを蒸発させるほどの兵器は、歴史上に登場するこれまでのどんな兵器ですら不可能な破壊力であり、強力なレーザー兵器であるコロニーレーザーですら、そこまでの破壊力は無かった。しかし、それですら不確実な攻撃能力であるという首脳部の認識を聞き、改めて対峙する相手の巨大さを感じていた。
 
「…はい。」
 
 ブリッジでの話はその場のクルー達に動揺を広げたが、その事実を知ったからにはなんとしても奪還しなければならないことは理解された。
 ルナツーに入ったシスターフェアレディは、コロニー・オークランドへ寄港し作戦司令部へ佐官クラスが招集された。
 
「…計画はルカ君、君達に任せる。必要なものは遠慮なく言いたまえ。といっても、大したものは無いがね。」
 
 ナンジョー中将はそう言って指令書をルカ准将に手渡した。
 作戦計画「ノギス」はシスターフェアレディを中心に行動計画が策定されていたが、作戦計画とは名ばかりの全くの白紙に等しい内容で、内容の大枠は全てシスターフェアレディに一任するとだけあったのだ。これを受け取ったルカは矢継ぎ早に采配を開始し、この計画の遂行責任者としてジュドーを任命する。振られた方のジュドーは黙ってその命令を受け入れ、実行部隊を選定。オルドーを中心に、マーカスとワルツワンドで編成された。
 
「隊長、何故私はこの作戦に加われないのですか。spitfireには光学遮蔽も付いていますから行けます。」
「グレイ、勘違いするな。お前の任務は艦を守る事だ。」
 
 オルドーの言葉に不満を覚えつつ、グレイは大人しく従う他無かった。
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_8; en-US) AppleWebKit/533.4 (KH...@i121-117-176-126.s05.a001.ap.plala.or.jp>

【88】OG二話目の2試作
 REDCOW  - 10/11/28(日) 19:27 -

引用なし
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    ジュドーは艦に戻ると大まかに整理し指示を出す事にした。
 今回の作戦の目標は、

 ・陽子魚雷の確保
 ・μシステムの確保
 ・敵部隊の殲滅

 …の3つであり、そのうちの「μシステム」と呼ばれる兵器は既に軍が防衛に成功していた。しかし、最悪なことに肝心の最重要機密兵器である「クリアブルー」は敵ゲリラ側に奪われているという悪い知らせが入った。
 司令部からの情報ではルナツーを襲った新撰組と同一と見られ、どうやらルナツーは陽動でこちらへの攻撃が目的だったのだろう。行動がとても迅速で早く、こちら側が対応を始める前に奪取を成功させた手際の良さは認めざるを得ない。
 実行部隊へはナンジョー中将の許可も降りている事から、どんな要求でも対応することを約束し委任し、ジュドー自身はコロニー外部戦力の指揮に注力する事にした。何より退路を断つ他に道はない。シスターフェアレディのブリッジより彼は、念のためフォースシールドを試験的にも搭載している艦のみに絞り領域から退避させる命令を出すと、ブリッジを出た。
 彼が向かった先は艦内のMSドックだ。マリアよりシナプスから呼ばれたのだ。彼が向かうと、彼女はspitfireの前にいた。その側にはこの機体のパイロットであるグレイと、艦内で特別に外部研究員として同行しているドーラ・イースター博士がいた。彼女はこの艦に搭載されたMSの開発主任者の1人で、主にシステム開発で主導的役割を果たして来た人物だ。その彼女がジュドーに対し機体戦闘データの解析結果を説明した。
 彼女の話では、前回の戦闘でオーバーロードを起こしたのは、機体システムが本来の許容限界であるNTレベル値である5を遥かに越えていた為に起こったと説明した。しかし、グレイの搭乗前の試験で記録されているNTレベルは最大2であり、その時の状況を詳しく聞かせて欲しいという。
 彼女の質問にグレイはこう答えた。
 
「シドーがやられそうになったから、無我夢中で闘っただけです。」
「本当に、それだけ?」
「はい。」
「そう。確かに過去にも気分でニュータイプ能力を変化させる例はあるわ。元々この力自体がその人のテンションやコンディションに左右される精神的なものだから。…協力、ありがとう。」
「はい。あ、あの、少佐、何故自分は作戦部隊に選ばれなかったのですか。」
 
 彼の唐突な質問に、ジュドーはしばしの沈黙のあと答えた。サングラスの向こうの眼光は鋭かった。
 
「…艦を守る事も重要な任務だ。君がここで守らずして、誰が我々を守る?」
「…愚問でした。申し訳有りません。失礼します。」
 
 グレイは静かに礼をしてドックを去って行った。
 彼が出た後、ジュドーは彼女らとしばし話していた。
 
 ジュドーより実行部隊として任じられたオルドーは、自身は予備機であるマーカスと同じF92-STに乗り、二人とともにコロニー内の戦闘地帯に入っていた。彼は敵側の光学遮蔽を破る方策を練っていた。幸いにして司令部より何をしても良いという許可もある。彼はそれを最大限利用する事にした。

「(セットだ。作戦アルファGO!)」
「(こちら司令部。アルファGO!)」
 
 オルドーの号令下、一斉に敵側へ向かって正面から大群のMS部隊が駆けてゆく。
 彼はこの攻撃による相手の行動から索敵することを考え、ワルツワンドに敵の攻撃元を探知させ、マーカスに対してはその情報をもとにNTモードで待機し狙撃する様命じていた。
 にわかに前方が騒がしくなったのを認めて、トヨトミは構えた。センサーからの情報では大量のヘビーガンやジェガンといった旧式のモビルスーツが一直線に突進して来る様だ。しかし、コロニー内での戦闘でもあり、ビーム攻撃はしてくる様子も無く、ただ突進して来るのみだった。とはいえ、この量に取り付かれては逃げ場は無い。
 
「ち、連邦も味な真似をしてきやがる。…まぁ、そうこなくっちゃな。」
 
 ファンネルを展開し狙撃を開始。こちら側の熱源反応を分散させることで攻撃ポイントを絞らせぬための対策だ。旧式のMSだけあり、反応速度は全く脅威にならない。次々にファンネルの餌食と消える。しかし、本来MSに搭載されている核融合炉を考えれば、大きく吹き飛んでもおかしくないはずだが、爆発は想定より小規模だ。考えられるのは予めパワーセル(バッテリー)搭載型に切り替えているということ。だとすると、この無謀な特攻には他の意図が隠されていると考えるべきだろう。
 
「…こういう物量で押して来るのは、連邦らしいといえばそうだがな。(サイバスト、モードチェンジ、NT)」
「(モードチェンジ、NT。シンクレベル3.5)」
「…上がらねぇなぁ。もっとテンション上がるネタをよこせ!(サイバスト、シンクエリア拡大。センサーサークル上の感応反応は?)」
「(センサーリンク…前方攻撃部隊の全てに微弱なNT反応を感知。シンクレベル1.0、データベースよりデスブルーと適合。)
「デスブルーだと!?っち、良い時に来やがる。お前の事は忘れないぜ。…エウロパの屈辱は、ここで晴らす!!(サイバスト、NTシンクビーコン射出)」
「(ビーコン射出完了。シンクレベル上昇、シンクレベル5.0)」
 
 敵の攻撃が大胆になった。先程までファンネルによる四方からのピンポイント狙撃だったものが、前方からも強烈な弾幕を張り始めた。突進するMSは次々に撃破されだすが、前方に敵が構えている事は間違いないだろう。
 ワルツワンドは敵の感応波が一時的に増大したポイントを感知した。
 それは瞬時にマーカスに伝達され、彼のアームビームガンが火を噴いた。
 
 チュン!!!
 
「あぁ!?」
 
 サイバストの右上腕をかすめた。しかし、それと同時にマーカスの右腕のアームビームガンが撃ち抜かれる。
 
「ちぃ、ひよこ共が!ぐ!?」
 
 トヨトミに休む暇はなかった。
 マーカスに気を取られていた隙に、前方の群れから急速に突進してくる機影があった。
 
 ブン!!!
 
 ビームサーベルが唸りを上げる。寸での所でオルドーの攻撃を受け止めたトヨトミは、遮蔽を解き、エネルギーを攻撃システムに集中させる。攻撃を仕掛けて来たオルドーの後方をファンネルによる狙撃を狙うが、マーカス機のファンネルによって相殺される。しかし、その時、
 
「(確保完了。速やかに撤退されたし。)」
「(了解!待ってたぜ。)ってなわけだぁ。って聴こえてねぇよなっ!!!」
 
 トヨトミがフォースシールドを起動する。シールドによって攻撃を弾かれたオルドーは執拗に攻撃を加えるが全く歯が立たない。その隙に余裕の構えで冷静に周囲のファンネルを撃ち落としながら、トヨトミは徐々に遮蔽し消えていった。
 オルドーは深追いを避け帰還命令を出した。
 
 事態は既に次のフェーズに移っていた。
 クリアブルーが完全に奪取された以上、こちら側の攻撃オプションはなんとしても破壊する他無かった。
 
「(全軍、シールド起動。主砲充填、総攻撃に備えろ。)」
 
 ジュドーの声がシナプスを通して全軍に渡る。ニューダブリンとドッキングしていた艦艇が遮蔽を解いて姿を現した。
 連邦軍司令部より警告通信が発信される。
 
「テロリスト諸君、君達を包囲した。速やかに武器、シールドを解除し投降せよ。投降者には命の保証をしよう。」
「(この期に及んで似非人道主義か。まぁ、良い。)俺達、実は悪い子なんですよ!」
 
 敵母艦から魚雷が発射された。
 それはニューダブリンへ向けて衝突コースを描いていた。
 誰もがその様をスローモーションで眺めている様に感じた。
 
 ドゴォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーー…
 
 眩い閃光が走り、瞬く間にその場は巨大な熱の塊と化した。発せられた魚雷はクリアブルーそのものだった。
 まさか、敵軍が奪取したものをそのまま使うなど想定外だった。しかし、この状況を冷静に見つめる眼差しがあった。
 
「(ルー、ガイアに自閉モードを)」
「(えぇ。ガイア、全艦隊へ別命あるまで自閉モード。)」
「<ガイア、全軍自閉モードへ移行しました。シナプスはP to PまたはSite to Siteモードで稼働中。>」
「どうなっている?」
 
 ジュドーの冷静な声に、エリーゼは慌ててスキャン結果を報告する。
 
「あ、あぁ…え!あ、はい。ロードアイランド、プルート、タイタロスが大破、ネレイド、マルーン、セレーネがシールド維持、その他シールド未搭載の退避艦艇は全軍で40隻中、ニューダブリンの爆発に巻き込まれ…確認不能です。」
「そうか。ルー、μの起動を始める。…いいか?」
「え、…出来るの?」
「四の五の言っている暇はない。良いな?」
「え、えぇ。良いわ。許可する。」
「よし艦長、ドウモト少佐と機関室のグレンハート大尉、それにセット大尉を借りますが、良いですかな?」
「むぅ、君の提案は我が艦のクルーを犠牲にするだけではないのか?ドウモト君、どう思う?」
「艦長、私はアーシタ少佐のお考えは悪くないと思います。使えるなら、あの火力は望ましいと考えます。」
「むぅぅ、良いだろう。私は知らん。」
「…なら、決まりだな。艦長、シートをお借りするがよろしいか。」
「…好きにしたまえ。」
 
 ドーンが席を譲る。ジュドーは持っていたロムスティックをスロットに差し込むと、シートの権限をジュドーに切り替えてNTモードに入った。
 タロウも急いでブリッジを出てMSデッキへ向かった。
 
 μとは、連邦軍の次世代拠点攻撃型大型MA開発計画のことを指し、一見するとフォーミュラ計画で放棄した重厚長大型の復活とも見えるものだが、この計画の機体はこれまで連邦が開発し続けて来たムーバブルフレーム搭載機の究極形態を目指しており、フォーミュラ型ビットを組み合わせる事で柔軟に攻撃性能を変化させられるのと同時に、量産効率を向上させる事を目指している。
 ビットはそれ単体では単なる飛行ユニットだが、複数が合体することでMSレベルの性能を獲得出来る事は勿論、将来的にはフォーミュラ計画で設計された機体との合体も視野に入れ、より汎用的なMAモデルの開発を目指して計画された。また、MAの動力炉の大型化を複数のモジュール化により分散し小型化するという意味合いもある。
 いわば、これまでのMA開発でのネックとなった高火力を求めるが故に大型化し高いコストを必要とした負の側面を、μは払拭するものと考えられて計画された。
 数時間前、
 
「システムの出来具合はどの程度だ?」
 
 ジュドーの問いかけに、尋ねられたドーラの顔色は晴れない。
 
「…正直、芳しくないわ。機体設計は確かに注文通りの内容よ。でも、悔しいけど現状の我々のOS開発力は、DSAに及ばないことを認めざるを得ないわ。」
「動かせないのか?」
「いいえ。動かせるわ。ただし、コンソール操作は一切不能。」
「…NTモードか。」
「えぇ。それもLv.7。………確かにあなたの能力なら動かせると思うけど、それが戦えるレベルかどうかの保証はできないわね。兵器として見たら失格よ。」
「…すぐに使える様にしてくれ。」
「今すぐ!?」
「あぁ。」
「こんな状態の………分かったわ。でも、現状のOSでコントロール出来るのは3つまで。」
「どういうことだ?」
「まだ開発は途上なの。現状で完成しているのは3つのビットだけ。7つ全部ではないわ。」
「…そうか。だが、カタログ通りのものは使えるのだろう?」
「保証は無いけどね。」
「それで充分だ。頼む。」
 
 ドーラは半ば呆れた表情だが、彼女なりに彼を心配している様だ。
 彼女は早速傍らで話を聞いていたマリアと整備の相談を始める。
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_8; en-US) AppleWebKit/534.7 (KH...@i121-117-175-243.s05.a001.ap.plala.or.jp>

【89】OG二話目の3試作
 REDCOW  - 10/12/7(火) 9:47 -

引用なし
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    ドーラは半ば呆れた表情だが、彼女なりに彼を心配している様だ。
 彼女は早速傍らで聞いていたマリアと整備の相談を始める。
 そして、時は現在に戻り、ジュドーは艦長席からμシステムの制御を始めた。
 シナプス越しに承認コードを入力すると、シナプスが認証を始める。
 
「(ガイア、起動システムコントロール、μ)」
「<ガイア、μシステム起動にはNTLv.7以上のNT能力を要求します。あなたのNT能力は………7以上を確認。起動します。>」
 
 船内MSドックではドーラ達が見守っていた。
 
「<μシステムは現在、三機のビットを確認。ビットコントロールは第一ビットに生命反応3を確認しました。システムコントロールはビット外部より行われていますが、続行しますか?>」
「(ガイア、コントロール続行。出撃コントロールは俺がする。)」
「<ガイア、了解。ビットシステム、NTリンケージをフルリンク。シンクロ率70…80…90…100…最大出力>」

 ガイアのメッセージが出力レベルの上昇を告げるに従い、彼に迫る強烈な重圧が全身にのしかかる。その重さは彼の想像以上で、ドーラが話した通りこのシステムはOSの未熟さを力技で無理矢理NTリンクし引っ張る様な構造を取っている様だ。彼の脳裏に入って来る様々な情報がそれを裏付ける。いかにLv.7を超える彼にも、このシステムは相当に荷が重い。
 
「(お前達、良いか?俺が機体制御のバックアップをする。後の操縦制御はオルドー、カイル、それにドウモト君、君らに任せるぞ。)」
「(了解)」
「<ガイア、μシステムは出撃管制下に入りました。カタパルトより第三、第二ビットが先行射出されます。>」
「(ガイア、了解。)アーカンソー軍曹、μエアフォース、出撃する。」
「はい!(ガイア、MSカタパルトへリンク)NX012503-μ Airforceをブルーマーキング完了。出撃どうぞ。」
 
 ジュドーによって起動が確認されたシステムは、格納庫からカタパルトデッキに上がり射出され始める。
 先に二つのビットが射出された後、三人の乗るコアビットが発進した。
 射出されたビット達は宇宙に飛び出すと変形を始める。
 先に射出された二つが翼に変形すると、コアを挟む様にドッキング。それはまるで大型の戦闘機といった様相だ。
 
「…さてと、この場合、少佐が上官ですから、あなたの指揮で動くのが筋ですね。」
 
 センターシートに座るオルドーが二人に話しかける。
 コックピットではオルドーをセンターシートに、左横後部をカイルが、右横後部をタロウが座っていた。
 
「そうなりますか。でも、良いかな?僕らはどうやら同い年。ここは階級を忘れませんか。」
「え、少佐は同い年?そりゃ凄い。同期同士階級を忘れるのは良い。だけど、少佐は戦術士官だ。この中で一番指揮に向いているだろう。」
「わかりました。指揮は僕が。それと、僕の事はドウモトでもタロウでもどちらでも良い。」
 
 彼らの話に、それまで黙っていたカイルが口を開いた。
 
「では、俺はカイルで良い。オルドー、索敵は俺がやる。操縦はお前がやれ。タロウ、あとはあなたに任せる。オルドーも良いな?」
「おぉ、良いぜ。では、タロウ。俺も手足となって頑張りまっせ。」

 その口調はよく言えば簡潔だが、見ようによっては素っ気なく、または当然の様に砕けたとも言える。それに対するオルドーもまたさして気にするでも無く、どちらかと言えば当然の様に受け答えていた。タロウは二人の会話に驚きつつも、事前にエウロパ戦争時に彼らが同乗していたことも知っていた。軍部での人間関係は殺伐としたものを想像していたが、彼らを見ているとまるで根っからの友人の様な付き合いに、何となく羨ましさも感じた。しかし、それ以上に拍子抜けするものもあった。
 
「…何だろう。君らと居ると…戦場に居る気がしないな。…(ガイア、μコマンドコントロール、ドウモト。操舵、セット。索敵、グレンハート)」
「<ガイア、μコマンドコントロールへ送信。現在、当機はアーシタ少佐の指揮下にあります…承認されました。システムオールグリーン。μエアフォースへようこそ。現在、回避行動α1で行動、巡航速度インパルス3.8、シールド出力100%で正常運行中です。>
「(カイル、索敵開始)」
「(了解、索敵照準…感応波をスキャン………キャンセル)……ニューダブリンからのノイズが大きいな。」
 
 カイルは宙域に漂う膨大な感応波を感じた。
 その量はまともに受け入れたなら錯乱する程の声の嵐と言えるだろう。
 過去の時代にはそのままこの声を聴いて心を壊した者もいるというが、現在はこの声をある程度はシナプスが減殺制御してくれる。とはいえ、NT相手に索敵する場合においてはそうも行かず、直接この声の波に触れることは免れない。
 
「敵の狙いもそこだろう。彼らは僕らより深くNTを研究している。感応波を撹乱する効果的手法は感情を安定させないこと。それはこうした死者の強烈な心の叫びを聞かせることは悪い手ではない。」

 タロウの言葉は冷酷だが現実を話しているといえた。

「…えげつない。では、どうする?」
 
 カイルの言葉に、タロウは直ぐさま答えを出した。

「索敵照準を重力変動に切り替えて。敵もフォースシールドで航行しているはずだ。」
「了解。(索敵照準…重力変動からフォースシールドを予想………見つけたぞ。敵機にレッドマーカーセット。)………発見。座標を送る。)」
「座標確認。オルドー、空間グリッドN528mark7iへターゲット。インターセプトコースを取れるよう先回りする。カイル、武器システム起動!」
「了解。(コースセット。)」
「了解。(ガイア、ウェポンコントロール、プロトタイプフェイズ砲起動。)!?……ぐぁっ…重い。」
「(ガイア、前命令キャンセル)大丈夫か?…元々このシステムはNTレベル7を対象にしていると聞く。分割制御で対処する他無い。(ガイア、サイコミュ武器制御を等分割制御。)」
「<ガイア、サイコミュ武器システム制御感応波を当分割負担に切り替えます。なお、この機能は精度を約30%以上 低下させますが、よろしいですか?>」
「(ガイア、了承。)…ぐっ……、カイル大丈夫か?やってくれ。」
「大丈夫だ。軽くなった。(照準…ターゲットレッド。)………fire!」
 
 主武装であるフェイズ砲のビームが軌跡を描く。
 
「野郎共、ずらかるぞ。スラスター全開。フルインパルス!」
 
 爆発の最中、爆散し崩壊するニューダブリンを尻目に光学遮蔽し、艦をアステロイドベルトへ針路を向けて発進させる彼らの母艦マサムネ。
 爆発に巻き込まれ、幾つかの連邦艦はシールドで防ぎ切れず大破。シスターフェアレディ含めて数隻がシールドを維持するが総崩れと言えた。
 そんな中、一筋のビームが虚空を貫く。それは見事に命中し、彼ら母艦の遮蔽が解除された。
 
「報告!」
「シールド貫通、上部光学ジェネレーターオーバーロード」
「何!?」
「ビーム波長がフェイズ変調されており、我が方のシールドを透過したものと見られます。」
「連邦がマルチフェイズビームだと!?…センサーで追え、シールドの波長を訂正しろ!」
「は!」
「連邦め、やってくれる。だが、早々やられはせんよ。(変形開始)」
 
 彼の母艦が変形を始める。
 それはそれまでの艦の姿から、ビグロ型のMAを連想させる様な二つのアームを持った巨大なMAらしき形態となった。
 
「(全クルーに告ぐ。本艦は攻撃モードに移る。)
 
 クルー全員が近くのシートにベルトで固定された。
 全てのクルーはNTリンクコントロールに移行する。
 
「へへへ、見せてやろう。これが我々の戦い方だ!」
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_8; en-US) AppleWebKit/534.10 (K...@i121-117-175-243.s05.a001.ap.plala.or.jp>

【95】OG二話目の4試作
 REDCOW  - 11/1/27(木) 16:24 -

引用なし
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    クルー全員が近くのシートにベルトで固定された。
 全てのクルーはNTリンクコントロールに移行する。
 
「見せてやろう。これが我々の戦い方だ。」
 
 変形を終えた艦は、その針路を突如変更し、連邦艦隊側へ突進を始めた。
 インターセプトコースを取ろうとしたオルドー達も不意の針路転換に虚をつかれた。
 月軍艦隊は敵母艦の急反転に一斉射撃で応戦するが、全く歯が立たない。
 
「やらせない!(オルドー、針路変更、追撃)」
「(了解)くそ、舐めた真似を!」
「むぅ(タロウ、敵艦が武器システムを起動。予想ポイントは…連邦艦隊だ)」
「くっ(カイル、フェイズ砲用意。オルドー、多少の無理は構わない。全速で頼む。)」
「了解(ガイア、フルインパルス)」
「了解(フェイズ砲充填、目標、敵母艦)」
「Fire!」
 
 フェイズ砲が発射された。
 しかし、第一撃の時と違い、今度のビームは透過せず敵のシールドに阻まれてしまった。彼らのシールドは僅かな時間で連邦の新型フェイズ砲のビーム波長に対応したのだ。

「ははは、やっぱ新型は良いねぇ。しびれるねぇ。こんなに爽快な気分は久々だぜ。さすがはDSAだ。こんな下っ端と思っても、どっこい、使えるじゃねーか?ははぁ、さて、遊びじゃないんでな。義理はキッチリ返すのがウチの流儀だぜっと。」
 
 彼らの母艦から一発の魚雷が発射された。それは連邦艦隊に向けて放たれていた。
 それは紛れも無い、コロニーを消し飛ばした原因そのものだ。
 シスターフェアレディのブリッジでは、ジュドーが艦隊全体に緊急でシナプスからシールド起動命令を出し、起動させた。しかし、至近距離からの爆発は無傷では済まされないだろう。最悪の事態を覚悟する他なかった。

 しかし、その時事態は急転した。
 一機のMSが魚雷へ向けて発進していた。それは艦の防衛に当たっていたspitfireの姿だ。

「どいつもこいつも、こんなもので消せると思うな!!!」

 彼の感応波が魚雷を制御し始める。
 強力な感応波によって次第に統制下に入り始めた魚雷をみて、トヨトミは慌てて自身も感応波を強く集中する。

「(何だこいつ!?俺が…押されている、だと!?)」
「(魚雷、俺の命令に従え!お前は騙されている!大人しく従うんだ!!!)」
「(ぐぅうう、連邦のNT兵器とはいえ、これは何だ!?)
 
 元々NT仕様で開発が進められたシスターフェアレディ向けの武装は、この魚雷も漏れなくNTによる制御が可能だ。しかし、NT兵器は敵の感応波に干渉されるという欠点も抱えている。故に、こうした兵器には感応波をジャミングする様々なシステムを搭載しているものだ。だが、いくら連邦製の兵器とはいえ、一度同期させたNTリンクに干渉するのは早々簡単な話ではない。
 トヨトミは感応波をより強化しようと努めた。
 
「(くぅ、ニューロン、サイコミュジャマー強化、敵NTリンク感染防壁起動、マルチプルサイコミュリンケージ、オン)」
「(サイコミュジャマーは現在100%稼働中です。感染防壁は敵対リンクに対し、現在25%の効果で稼働中です。マルチプルリンケージ起動で防壁効果が5%上昇しました。)
「(ご、5%だと!?トータル30%!?…ばかな、そいつのシンクレベルは?)」
「(スキャンデータは、敵感応波をLv.7と確認しています。)」
「(レベル…7!?ジュドー・アーシタか!?)」
「(ニューロンはこの感応波をジュドー・アーシタと特定出来ません。)」
「(…どんな化け物だ。)」
 
 遂に、魚雷はグレイの支配下に入り、その駆動を止めてしまった。

「(くそ。主砲発射!突っ切るぞ!)」
 
 彼らの艦は反転すること無く連邦艦隊のど真ん中を突進し始めた。しかし、艦隊はグレイの持つSpitfireへの誤爆を恐れて、思う様に攻撃が出来なかった。
 その隙を縫う様に、彼らは遮蔽を始めると、アステロイドベルト方向へ向けて再び針路を向けて消えて行った。
 
「一先ず深追いはしない。(全軍、空域の保安に当たれ)」
「(了解)」
 
 ジュドーの命令下、全軍は停戦し保安と収拾に入った。
 そこに、ブリッジで1人ジュドーへ抗議の声を上げる者がいた。
 
「アーシタ少佐!独断でのシナプス命令は越権行為ですぞ!准将閣下、どういたしますか!!」
 
 ドーンの抗議の声に、向けられたルーは鳩が豆鉄砲を喰らった様な顔をしていた。
 一息やれやれと言った風に溜め息を漏らすと、

「…そうね。艦長の仰る通りだわ。上にもそう報告しておきましょう。」

 残存艦隊はニューダブリン空域を離れ、オークランドコロニーに集まることとなり、シスターフェアレディもそちらへ向かうこととなった。
 オークランドコロニー到着後は、矢継ぎ早にナンジョー中将の命令で空域の保全が為されたが、シスターフェアレディのMS格納庫内では騒ぎが起きていた。
 
「どうした、アーカンソー軍曹。何事だ?」
「艦長、反応がないんです。スタインバーグ少尉の反応が。」
「反応が無い?どういうことだ?無事に帰還したはずだ。」
「はい、でも、シナプスもダウンしていて、外部からの呼びかけにも答えることがなく、コックピットから出て来る様子が無いそうです。」
 
 アーカンソー軍曹の話を聴いて、ジュドーがMS格納庫へ向かって行った。
 格納庫では救護のフォンテーヌ中尉が呼びかけているが、反応は無い様で確かにハッチは開かれていない。これまでの機体は外部にマニュアル式の開閉ボタンが存在していたが、この機体にはそうした機能をあえて設けておらず、パイロットと専任のメカニックにのみ開閉命令を出せるNT認証を採用している。しかし、パイロットが内部に居る場合はパイロットが優先される仕組みの為、整備主任のマリアが呼びかけても反応しない。
 船医のクアデルノが到着したジュドーに生命には別状は無いと伝えた。ジュドーはそれを聞くと、颯爽と歩いて行きSpitfireのハッチの前に立った。
 彼はそこで目を閉じて集中すると、Spitfireとその内部の状況を探った。
 そこにはどんよりと黒い塊の様なものに包まれたグレイの姿が見えた気がした。彼は構わずにグレイを取り巻くSpitfireのシステムにアクセスを始めると、そこから強引にハッチを開ける命令を与えた。

プシュゥゥゥゥゥゥゥゥーーー

 ハッチが開かれた。
 そこには、虚空を眺めたままぶるぶると震えるグレイの姿があった。
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_8; en-US) AppleWebKit/534.10 (K...@i121-117-181-149.s05.a001.ap.plala.or.jp>

【97】OG二話目が終わりました。
 REDCOW  - 11/1/27(木) 20:13 -

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    これでとりあえず二話目もなんとか終わりました。
 三話目はトヨトミ戦その三ですね。4話まで続きますが、とりあえず序盤の大規模な戦いその1です。
 二話で母艦→大型MAに変形出来ることをさらしたアステロイド級マサムネの勇姿が4話辺りで見られますが、同様にシスターフェアレディ単体性能の高さも見せ場となるのが3〜4話の見せ物でしょうか。
 合戦では、OSのモードチェンジをしっかりと出して行きたい所ですが、結構単調な作業ですね。なんかあっと驚く様な仕掛けにならないもんかなぁ。…映像的にはシステムモードチェンジって凄く良い演出だと思うんだけどなぁ。www

 あと、3話で初めて敵の武装に「マルチフェイズビーム砲」が登場します。特にフェイジットの登場はこれまでのビームシールド防御やiフィールド防御の無効化と、新しく登場した万能防御のはずのフォースシールドの無力化という意味でも大きいのかな。

 徐々に見せ物が増えて来るけど、この間、キャラの間の交流が少ないから、これらをどうしたものかと思う今日この頃。一応5話がレクリエーションとか艦内ネタになるから、そこでまったりやれば良いのかなぁ?
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_8; en-US) AppleWebKit/534.10 (K...@i121-117-181-149.s05.a001.ap.plala.or.jp>

【98】塗り絵してみました。
 REDCOW  - 11/1/31(月) 1:22 -

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   塗り絵してみました。

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【99】塗り絵2
 REDCOW  - 11/1/31(月) 1:22 -

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